フランス人はなぜバゲットをこんなに食べる?パン屋で働いて知った消費量と食文化の違い

食文化

こんにちは、八木です!

フランスでは、バゲットは「特別なパン」ではなく、毎日の生活に欠かせない主食です

私はフランスのパン屋さんで実際に働いたことがありますが、その時に目の当たりにしたバゲット消費量に驚きました
「バゲットの消費量えげつないなぁ」って思ったのを今でも覚えています

今日は、パン屋さんで働いて初めてわかったフランス人のバゲットの消費量の実態や、見た目より中身を重視するなどのフランスのパン文化について、日本との違いも交えてお話ししますね

また、パン屋さんでの注文方法など戸惑いやすいポイントも紹介します

フランス旅行や現地の暮らしに興味がある方にとって、新しい発見になればと思います

フランス人のバゲット消費量がすごい理由

バゲットは主食、毎日買うのが当たり前

みなさんフランスのパンって聞いたら、バゲットが頭に思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか

日本人が毎日お米を食べるような感覚ですよね

こちらに住んでいると、バゲットを手に持って歩いている人をよく見ます

それも1本だけでなく3本、5本という方も。

また、日本のようにまとめて買って冷凍保存方はほとんどいないです

湿気が日本ほど強くないこともありますが、それ以上に

「毎日パン屋さんでその日食べる分だけ買う(個人差あり)」という文化が根付いていると感じました

八木
八木

バゲット持って歩く方は見慣れてしまい、今は生活風景となりました

パン屋で働いて目の当たりにした焼く本数

日本のパン屋さんで個人経営でバゲットを焼く本数って、1日大体30本ぐらいな気がします

大手はもっと焼くと思いますが、食パンの方が馴染みがありますもんね

パン屋さんで働いていた時は13時ぐらいに、「バゲット220本焼いて」
って普通に言われます

え、13時ですよ…売れるんですか……?
って、経営してるわけでもないのに働き始めの頃は心配しながら焼いてました

でも、怖いぐらい売れるんですよ

出勤時間にもよりましたが、ほぼずっとバゲット焼いてました(めちゃくちゃ暑い)

日曜日や祝日はパン屋さんがお休みのところも多いですが、
そんなの関係ないぜって営業していた勤め先は戦場でした

フランス人は3食バゲット食べるんだよって言う人もいるぐらいです
(みんながそうとは限らないです)

焼き加減へのこだわり

また、焼き加減にこだわりがあり、3種類焼いてって言われてました

白っぽいのと、中ぐらいと、よく焼いたやつ

個人的に白っぽいの苦手なので、よく焼いたやつ多く焼いてたら

「八木、焼き色にこだわりがある人もいるんだよ」って言われちゃいました

すみません。

でも、シェフもそうでしたが、皮がバリバリのよく焼けたバゲットが好きな人が多いイメージです

八木
八木

私が働いてたパン屋さんは20時まで営業していたので、よく売れてたのもあるかも知れません

日本とのパン文化の違い

顎が疲れるフランスのバゲットサンド

サンドイッチはバゲットで作られてます

日本のように具沢山でパンより具が主役というサンドイッチとは反対に、
具はシンプルでパンが主役

そして、バゲットで挟まれていて大きい

サンドイッチ用に少し小さいバゲットですが、慣れるまでは顎が疲れます…

満足感はものすごく得られます

フランスでは日本のコンビニなどで売ってるふわふわサンドイッチは諦めるか、自分で作るかです

一応スーパーにはありますが…

フランスに厚切り食パンはない

日本のような5枚切り4枚切り食パンはスーパーにも売ってないのですが、

8~10枚切りぐらいの食パンは売ってるんです

自分でサンドイッチ作りなよって言われてるように。

「いや、私は厚切り食パン食べたいんだ!」って方は

pain de mie (日本の食パンに近い、基本山型)をパン屋さんで買って、 自分で切りましょう(←ここ大事)

基本的にパン屋さんで何枚切りにって切ってくれることってないと思うのですが、

私が働いてた時に
「pain de mie が欲しい」って販売員さんに言ったんですよ

そしたら優しい販売員さんが
「八木、切っておこうか?」って言ってくれたのでお願いしました

その数秒後、頭の中で、「あ…………しまった」ってなりました

そうです、切ってくれたあとの中身を見たら、サンドイッチ用ぐらいに切られてました

でも、販売員さんの優しさが嬉しかったので、まぁいいや、となりました

八木
八木

厚切りにして食べるという文化がないんですよね
バゲットと食パンだけでも、食文化の違いって面白いなって思いました

見た目が悪くても売れる

フランス人のパンに対する寛容さ

フランス旅行に行った方も思った人多いと思うのですが、
「これ、店頭に並べていいの?」
ってパンはよく見ます

バゲットだと明らかに形曲がりすぎてるとか、他のパンでも焦げすぎ、白すぎ、ぺったんこすぎ

↑こんな感じとか

それでも、店側は売るし、お客さんも文句言わずに買ってます
(そうではない店もお客さんもいるかも知れませんが、割合は多いです)

見た目に関しては、形めっちゃ悪くても悔しいぐらい美味しいです

日本では見た目悪かったら、店頭並べなかったりしますよね

生活に溶け込むパン屋文化

こちらに住んでると、パン屋さんって本当によく見ます

数メートル歩いた先にあったりします

それぐらい、パンの需要もあるし、パン屋さんの不調の日とか理解してくれてるんですよね

今日のパン不調です、すみません、と言わんばかりのパンが並んでても

今日は調子悪いんだね、仕方ないねって感じで買って行かはります

そうやって、受け入れてくれてるからこそ、生活に寄り添えてるのではないかなと。

まぁ、私も働いた日はバゲット2本まで持って帰っていいよって言われてて
食費を浮かしたい人間だったのでよく食べてました

そして、見事、食費は減りましたが体重は増えました。

日本人がフランスのパン屋で戸惑いやすいポイント

注文方法

フランスのパン屋さんでの注文方法は基本的に対面式です

日本はトレーとトングがあり、セルフでパンを取ってお会計まで運びます

フランスはショーケースにパンがずらーっと並んでいるので、ショーケース越しに店員さんに伝えてパンを取ってもらいお会計になります

初めての頃は慣れずに、緊張しました

店員さんはお客さんがどのパンにしようか悩んでいようと、気にしていないと思います

ただ、セルフに慣れているこちらからすると圧力に感じてしまい毎回緊張してました

旅行などでフランス語に自信がない方は、「このパンが欲しい」と指を刺すと店員さんも慣れているので取ってくれるので安心してください

時間帯

フランスのパン屋さんの営業時間は朝早いです

基本的に6時〜7時には営業しています

朝は比較的パンが多いですが、朝食にバゲットを求める地元のお客さんが多いイメージです

12時ごろになると、学校や仕事の休憩時間になるので行列ができていることも。

夕方ごろになると、日本同様に種類は少なめになってます

紙袋文化

買ったパンは紙袋に入れて渡されます

ビニール袋は見たことがないです

注文すると、無造作に紙袋に入れられ

種類が違うパンを一緒に入れられることも

惣菜パンや油脂が多いパン関係なく入れられ、袋がビチャっとすることも

誰も気にしない

バゲットが袋からはみ出ても気にする人はいないです

日本のような丁寧な包装はありませんが、紙袋だと蒸れにくいですし食感を大切にする文化があります

また、ビニール袋の環境への配慮もあります

八木
八木

パン屋さんは常連さんとのコミュニケーションの場となっています

まとめ

フランス人のバゲット消費量が多いのは、バゲットが主食であり

ほぼ毎日パン屋さんに通い、その日のうちに食べる文化が根付いているからだと実感しました

見た目の美しさよりも、味や食感を重視し、多くのパン屋さんが生活の一部になって

作る側、買う側がお互いに支え合ってるからこその生活風景なのだと思います

日本とは違うパンとの付き合い方ですが、その背景を知ると、バゲットやパン屋さんが生活の一部である理由がよく分かります

フランスのパン屋さんを訪れる際は、ぜひその文化ごと味わってみてください

八木
八木

国も違えばパン文化も違うのでおもしろいですね

今日もここまで読んでいただき
ありがとうございます

ではでは〜

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