こんにちは、八木です!
ストラスブールといえばクリスマスマーケットが人気ですよね
ただ、ストラスブールの中でもいろんな場所で開催されているのでどこから回れば良いのか悩むかと思います
せっかく旅行に来たのであれば、後悔なく回って欲しいので、今回黒八木さん(フランス人)におすすめのまわり方も聞いてまとめてみました
私たちはストラスブールに住んでいて、2025年のクリスマスマーケットに行ってきたので、写真と共に紹介して行きますね
ストラスブールのクリスマーケットについて
開催期間と営業時間
2025年11月26日から、12月24日18時までです
26日だけ開始が14時からでしたが、それ以降は毎日11時30分から21時まで営業しています
最終日に行かれる方は、終了時間に注意してください
歴史
クリスマスマーケットの発祥は1570年ごろ、ストラスブールで行われた市場「Christkindelsmärik」が起源とされ、ヨーロッパで最も古いクリスマスマーケットの1つです
後に、宗教行事だけでなく、地元住民の交流や手工芸品の販売の場としても発展しました
現在は年間何百人もの観光客が訪れる、フランスでもトップクラス規模のクリスマスマーケットになっています
特徴
大聖堂周辺やPetite France地区など、歴史的建造物の周辺に複数のマーケットが点在しています
また、食べ物・飲み物・雑貨・クリスマスの飾りなどの屋台が300以上あります
もともと、ドイツの文化圏だったためアルザス地方特有のクグロフ・ブレッツェル・シュペッツレなども屋台で購入することができます

↑ブレッツェルはどこのエリアでも見かけます
そして、何より中心街全体がクリスマスのライトアップと装飾で美しいです
どうやって取り付けてるのか不思議なぐらい、装飾レベルが高いです
子供向けのメリーゴーランドやサンタさんとの記念撮影の場所もあるので、大人も子供も楽しめる工夫がされてます

ストラスブールならではの魅力を味わってくださいね
1日散策おすすめのルート

回る順番は
①Petite France → ②Cathédrale → ③Broglie → ④Kléber の順がおすすめです
詳細を以下でお伝えしますね
①Petite France

ここはストラスブールの中でも特に観光客に人気の地区で、クリスマスマーケットと合わせて楽しむのに最適です
木組の中世風の家々が運河沿いに立ち並び、景観が美しいので日中に見ていただきたいです
比較的混雑が少なめなので、ゆっくり見て回れます
もし、時間に余裕があれば昼間に観光、夜はイルミネーション散策というプランもおすすめです
また、このエリアにはPonts Couverts(カヴァリエ橋)という、13世紀〜14世紀に建築された橋があるので、橋の上からの眺めを楽しむこともできます

↑こちらが橋の上からの眺めです
②Cathédrale

ストラスブール大聖堂はストラスブールの象徴的なゴシック建築で、かつては世界で最も高い建物(高さ142m)でした
写真にすると感動が半減されてしまうので、これは実際に訪れてみて欲しいです
天文時計やステンドグラスや精巧な彫刻も日中だとゆっくり中まで見れます
なので、クリスマスマーケットとセットで訪れると、建物とマーケットの賑わいを同時に楽しめます
また、夜はライトアップされるので時間があれば、大聖堂と屋台のイルミネーションも美しいのでぜひ。
私たちはここで「cacao chaud(ホットココア)」を飲みました

このような可愛いカップがあったのでつい買ってしまいました
飲み物+カップで1つ10€でした
体も温まり、思い出も含めてお土産にできるので買ってよかったです

↑また、クグロフの型も屋台で売ってました
アルザス地方はこのような陶器が有名で、特に伝統的な素朴であたたかみのある手仕事の陶器が人気です
現地の食文化とも深く結びついてます
③Broglie

↑このアーチが目印です
この場所こそ、約500年の歴史をもつクリスマスマーケットの発祥の場所です

食べ物も美味しそうなものばかり、その中でも私たちは「curry wurtz」を食べました

1つ10€でずが、ボリュームがあり私はお腹がいっぱいになりました
curry wurtz はドイツ発祥のソーセージにカレー風味のケチャップをかけた料理なのですが、その下にアルザスの郷土料理であるspätzle(シュペッツレ)もありました
この組み合わせがクリスマスマーケットでは定着しています

↑こちらのプロペラのある屋台は上にテラスがありました
ちなみに、テラスがあるからなのかこの屋台の食べ物は高かったです
そして、デザートはこちらの「boules mousse」を食べました

いろんな味がありました
クリスマスマーケットの屋台でよく見られるデザートです

中はムースで底にはgauffrette(薄いウエハース)がありました
1つ1.5€で、一口〜二口で食べれるサイズです
とても甘いので私は1つで満足しました


他にもこのような雑貨の屋台がたくさんありました
④Kléber

ここがストラスブールの中心にある最大の広場で、クリスマスマーケットの期間に街のメイン会場として特に盛り上がる場所です
また、なぜここを最後の散策場所にしたかというと、ここに着く頃には空も薄暗くなっているか暗くなっている頃かと思います
ストラスブール名物の高さ30mほどあるクリスマスツリーのライトアップは絶対に見るべきポイントです
イルミネーションとツリーと広場の建物が美しく調和しています
また、人は多いですが広い空間なので時間帯によってはゆったり過ごせます
私たちはここのエリアで「vin chaud(ホットワイン)」を飲みました

こちらも可愛いカップに入れてくれるので、どんな柄になるのかお楽しみに。

↑値段は場所によって前後しますが、参考までに。
15€以上でないとカード払いができないところもあるので、現金をお持ちでない方は注意してください
飲み物代にカップ代が加算されますが、カップは返却すると1€返ってくるので返却してもよし、お土産に持って返ってもよしです
スパイス入りのホットワインを飲みながら、ツリーを見る時間は私にとって贅沢な時間です
そして、クリスマスマーケットは基本的になんでも高いので、なかなか手を出しにくいですが個人的に買ってよかったものを紹介します

↑私は去年買ったのですが今年も店舗がありました
小さいのでも34€〜で買うのを一度渋ってしまいましたが、買わなかったら後悔すると思って思いっきって買いました
これは、中にキャンドルを入れて火をつけると家の中から灯りがついているかのようになるんです
これが思った以上に綺麗で買ってよかったと思いました
インテリアとしても木組の家が可愛くおしゃれです
色やデザインが豊富なので、興味のある方はお気に入りを見つけてみてください

広場の近くにはGalerie Lafayette(百貨店)など買い物スポットもあるので、買い物とクリスマスマーケットの両方楽しめます

時間があれば他の場所も散策してみてください
おすすめ写真スポット
街のあちこちが装飾や歴史的建造物で写真スポットだらけで
写真フォルダーは1日でパンパンになることだと思います
私もそうでした
大通りも綺麗ですが、この狭い道にも写真スポットがあるので見逃しなく

場所はGoogle Mapsのアプリで「Rue des Orfevres」と検索すると出てきます
NaegelとWolfbergerの間の細い道にこのような装飾があります

↑今年はメリーゴーランド

↑去年は車に乗ったくまさんでした

隠れ写真スポットなのでよかったら行ってみてください
トラムを使用するならおすすめの割引
基本的におすすめルートは徒歩で回れますが、その日の天候やその人の都合もあると思います
なのでトラムを利用する方は、お得なチケットもあるのでチェックしてみてください
例えば、3日かけて観光するから何度もトラムを利用するよって方は、CTSが出している72時間乗り放題のチケットがおすすめです
券売機での初回購入は10.4€(1名)、再チャージ・CTSアプリからの購入は10.2€です
他にも回数券もあるので、何度もトラムを利用する予定の方はチェックしてみてください
トラムについてはこちらで詳しく書いてるのでよかったらどうぞ↓
注意すること
トラムの運行状況
トラムはクリスマスマーケット期間中、運行状況が変わります
詳しくはこちら公式サイトに書いてるのでチェックしてみてください→こちら

また、週末など混雑の時間帯はこのように規制されているので余裕のある行動をおすすめします
貴重品の管理
ストラスブールの治安は一般的には悪くはないですが、人が多いところやクリスマスマーケットの時期は軽犯罪は増加します
特に貴重品だけは油断しないでください
せっかくの楽しい旅行が、軽犯罪に巻き込まれたことで悲しい思いをしてほしくないです
私たちも財布や携帯は特に注意を払ってます
ホテルの予約
クリスマスマーケットの時期はホテルの値段は普段の3倍近くになります
ホテルの予約は1カ月前には満室になるので早めにすることをおすすめします
週末に関しては1年前から埋まり始めるみたいです

備えられることには備えて、クリスマスマーケットを楽しんでください
まとめ
ストラスブールのクリスマスマーケットは、歴史ある伝統市場と現代観光地としての魅力が両立しているのが大きな特徴だと思います
そして、クリスマスのイルミネーション期間は、昼と夜の街の雰囲気の違いを楽しんでみてください
少しでも皆さんの参考になればと思います
また、インスタでもクリスマスマーケットを紹介しているのでよかったら覗いてみてください
ちなみに、ストラスブールの治安についてはこちらにまとめてます↓
本日もここまで読んでくださり
ありがとうございます
ではでは〜




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